「お金がなくても留学できる」は本当か?留学費用について

海外生活
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留学には多くの場合、お金がかかります。

基本的には、学費、生活費、ビザ手続き費用、航空券、保険費用など、様々な費用が発生します。

留学先やプログラムの種類や国、大学によって異なりますが、高額な場合もあります。また、留学先の生活費も重要な費用です。生活費は、住宅費、食費、交通費、教材費などを含みます。

この記事では、留学にかかる費用感や、国による違い、奨学金や助成金など、留学費用を補助する手段の例を紹介します。留学計画を立てる際には、費用面もしっかりと考慮し、予算を立てましょう!

この記事のまとめ

  • 留学はもちろん安くない。ただし、留学先の国や大学を選べば、日本の大学や大学院に進学するよりも費用を抑えることができる!
  • 英語で授業が行われるヨーロッパの大学が狙い目!留学生にも多くの助成金や奨学金が提供されている!
  • 奨学金や学生寮、留学保険、航空券など、とにかく早め早めの準備が費用を抑えるために大事!

留学にかかる主な費用

  1. 授業料: 留学先の大学や学校での授業料が最も大きな費用の一つです。授業料は国や大学によって異なります。海外の大学の入学金は数万円程度やかからない、もしくは授業料の前金となる場合が多いです。
  2. 生活費: 留学先での生活費も重要な費用です。これには食事、住宅費、光熱費、通信費、交通費、娯楽費などが含まれます。生活費は留学先の地域や生活水準によります。特にイギリスやアメリカは円建で割高になることが多く、ヨーロッパは地域によって大きく異なります。
  3. ビザ関連費用: 留学先のビザ申請には費用がかかる場合があります。2~3万円が目安ですが、ビザを発行する領事館や大使館に面接・申請に行くための移動費用などもかかります。
  4. 保険費用: 留学先での健康保険や旅行保険の加入費用も考慮しなければなりません。これは緊急時の医療費や事故時の補償などをカバーします。留学保険は現地でのケガや病気、事故のために加入する必要があり、ビザ申請の条件になります。
  5. 航空券費用: 留学先までの航空券代も費用の一つです。航空券の価格は時期や予約方法によって大きく異なる場合があります。
  6. 書籍や学習教材: 留学には教科書や参考書、学習教材などが必要になる場合があります。ただし、日本の大学のように教科書を買わされることはほとんどありません。制作物の材料などを自費負担することの方が支出があります。
  7. 留学先での電化製品や家具の購入: 海外の多くの賃貸物件では、基本的に電化製品や家具は備え付けです。ただし、ドライヤーや調理道具などは自分で揃える必要があります。
  8. 現地の交通手段の利用: 通学にかかる定期券や自転車などを用意する必要があります。全ての学生寮が学校の近くとは限らないので確認が必要です。
  9. 携帯電話やインターネットの契約費用: 海外の携帯通信費は比較的に安いです。また、店頭やネットから気軽にSIMカードを購入し、利用できるので現地で契約することをおすすめします。
  10. 交際費: 週末にクラスメイトと外食やホームパーティをする機会もあるでしょう。日本の飲み会と比べると、安く楽しむことができるでしょう。

留学の費用感

助成金や奨学金などを利用せずに、アメリカやイギリスに1年間留学する場合、〜300万円が平均的な目安となります。ヨーロッパやアジアだと比較的費用を抑えることができます。

イギリスやアメリカの授業料は一般的に高く、また外国人留学生の場合、授業料が高く設定されていることが一般的です。

ヨーロッパ(一般的な欧州諸国)の大学は国によって異なりますが、一般的にはイギリスやアメリカに比べて授業料が低めです。非EU圏からの生徒でも、収入によって助成金を受けられる国もあります。また、家賃や食費などの生活費もイギリスやアメリカと比べると安く過ごすことができます。

費用を抑える方法

奨学金や助成金の利用

独立行政法人日本学生支援機構にもさまざまな奨学金・助成金があります。

海外留学のための奨学金
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。

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ただし、日本政府などが提供している奨学金や助成金は倍率も高く、承認される可能性があまり高くありません。留学先の大学や国が提供している学費割引や助成金などは世帯収入などの条件を満たすと援助されることがあります。各大学での「scholarships(奨学金)」制度を検索してみてください。

国や学校によっては、授業料の免除や家賃補助、ミールチケット(昼食券)などの手当を受けることができます。申請期間が限られているため、必ず早めに確認して準備しましょう。

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学生寮、シェアハウスの利用

各大学は学校の近くに学生寮を用意していることが多いです。こちらも募集は抽選もしくは、早い者勝ちとなっていますので、スケジュールをよく確認しておきましょう。ルームシェアやフラットシェア(大キッチンなどを共用)などの形態や立地などは要確認です。

また在留日本人のコミュニティサイト「MixB」では、日本人オーナーが賃貸物件や日本人シェアメイトを募集していたりします。渡航直後の現地不動産での契約はハードルが高いため、利用を検討してみましょう。

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航空券や保険料を節約

航空券は、基本的に早めの予約の方が安くなります。また留学で飛行機移動が増えるためメイルなどのポイントプログラムを活用しましょう。「skyscanner」や「Expedia」などの比較サイトで安いチケットを探しましょう。

また、往復でチケットを取る方が安くなることがあるので、最長期間で予約し、復路を予約変更できるチケットにしておく方法もあります。

保険はビザを取得するために加入することが義務となることが多いです。短期であれば、クレジットカード付帯の保険などで対応可能ですが、長期留学の場合は必ず加入しましょう。

おすすめは「たびほ」です。補償内容をカスタマイズできる、webで申し込みが完結する、留学ビザ申請に必要な書類をwebから即時発行できる点がおすすめです!

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以上、今回は費用についてお伝えしました。特に、留学費用を安く抑えたいと考えている人は、ヨーロッパの学校を選択肢に入れてみることをおすすめします。ヨーロッパの国の大学でも授業は英語で行われることがほとんどです。さまざまな地域から集まった学生と過ごすこともできます。是非検討してみてください。

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